|
皆さんは寝ている時に、呼吸をしていないご主人や、奥様に気が付いたことはありませんか?
血縁者に、40〜60代で、脳疾患、糖尿病、心臓疾患でお亡くなりになった方はおりませんか?
その方達は、呼吸が止まってはいなかったでしょうか?イビキをかいてはいなかったでしょうか?
睡眠時無呼吸症候群だった可能性は非常に高かったのではないでしょうか?
睡眠時無呼吸症候群の方が、すべてイビキをかくわけではありません。
しかし、イビキをかいている方の60〜70%が、睡眠時無呼吸症候群であるといわれております。
ふとっている方だけの話でもありません。睡眠時無呼吸症候群の患者さんの中で、肥満の方の割合は、26%しかないのです。のどと、そのまわりの筋肉の割合と考えています。
小顔の方の割合が、急増しています。筋肉の衰えといってもよいのでしょうか。
女性は、若い頃は、イビキをかく方は少ないです。30〜35歳ごろから、急増します。
体型は、全く変わらないのに、そんなお悩みを相談されます。これは、のどのまわりの筋肉が衰えたためと考えると、わかりやすいでしょう。
睡眠時無呼吸症候群という病気は、なぜこわいのでしょうか?
呼吸が止まってしまうというと、息がとまる、窒息してしまう、こう考えたくなりますが、そうではありません。窒息死は、しません。また、普通に、寝ています。
呼吸が停止している間、血液の中の酸素がなくなっているのです。それにより、脳疾患、循環器疾患、代謝疾患、その他、正常であれば、決して停止することのない血液の働きが、酸素を失うことで、体全体に、あらゆる障害を与える可能性が、高くなり、生命の危機を招いてしまう可能性も高くなる病気なのです。通常、5年後の死亡率は、18パーセントといわれており、他の病気よりかなり高くなっています。
もうひとつ、残念なお話があります。
睡眠時無呼吸症候群は、なおりません。あらゆる方法で、いかに眠れるかという治療しかありません。
また、指数IDEX:40以上(重症)になると、眠る時、人工呼吸器CPAP装置(空気ボンベ)を使用するしかありません。しかし、人工呼吸器CPAP装置は、苦しさや初期トラブルが生じ易く、使用した患者様のうち、毎年1万人もが治療をあきらめているとさえ言われています。
一度、指数が上がってしまう(重症になる)と、もう、中度、軽度(軽い)には、戻れません。
私は、指数IDEX:30(重症)までを、治療対象とさせていただいております。
中度、軽度の時に、歯科装置を使用して、睡眠時無呼吸症候群の進行を止める治療をおすすめします。
また、もっと重症で、今まで空気ボンベを使用されている方には、@旅行用Aボンベの圧を少しでも下げて静かに寝てみたい。という使い方をお奨めしております。
いろいろな場合が、考えられます。御相談下さい。
|